2023年度公開講座 小学生のためのサイエンススクール

公立諏訪東京理科大学生涯学習センターでは、小学生向けの日帰りイベントとして「小学生のためのサイエンススクール」を開催いたします。夏休みに親子で楽しみながら大学の先生や学生達とものづくりや体験学習を行い、サイエンスの芽を養う企画です。

pdf 2023年度 小学生のためのサイエンススクール パンフレット(PDF:2MB)

期日

2023年7月29日(土)

対象 長野県内在住の小学生(5・6 年生)とその保護者
※ 保護者のご都合がつかない場合は、それに代わる成人の方でも結構です。
定員 小学生と保護者2名1組で25組

ものづくり・体験コース 
各コースとも 6~7組

参加費 無料
申し込み方法

下記URL または QRコードより専用 お申込みフォームへアクセスし、 お申し込みください。

https://forms.gle/NxabBCYzZPUEf3dX7

申し込み期間 2023年7月1日(土)~7月9日(日)
備考 希望者が定員をオーバーした場合は抽選といたします。また、各コースについては申し込みの際に希望順位をご記入いただき、かたよりがある場合にはコースごとに抽選を行い決定します。
抽選結果は7月14日(金)にメールおよび郵送にて通知します。

日程

7月29日(土)
12:30~ 受付開始
12:45~ 開講式
13:00~15:00 ものづくり・体験コース
15:30~16:30 特別講演会「宇宙のダークサイド」
講師:白石 希典 准教授
(共通・マネジメント教育センター)
16:30~16:45 閉講式

2023年度講座の内容

ものづくり・体験コース(お申し込みの際に希望するコ-スを選択していただきます)

1.3DCG制作にチャレンジ~図形の足し算、引き算で動物3Dモデルを作ろう~

ゲームに登場するキャラクターは3Dモデリングによって作られています。この3Dモデリングを体験して頂き、最終的にはスマホを使ってAR表示できるようにします。小学生向け3Dモデリングツールである「Tinkercad」を使いますので、小学生でも図形を積み木感覚で組み合わせゲームキャラクターを制作することができます。

情報応用工学科 講師/橋本 幸二郎

2.感覚はだまされる?〜目の錯覚からバーチャルリアリティまで〜

最近よく耳にする「バーチャルリアリティ(VR)」。VRでの体験をより豊かなものにするにはどうすればいいでしょう?キーポイントは「感覚をだますこと」!この体験コースでは,目の錯覚を中心に人間の脳がいかにだまされやすいかを体験します。最後はこれらを踏まえて簡単なVR体験を行います。

情報応用工学科 助教/松田 勇祐

3.光に向かって進むマウス(移動ロボット)を作ろう

照らしたペンライトに向かって進む小型移動ロボットを作ります。精密な機械部品を使った組み立てと、電子回路の組み立てを行います。回路の電圧を測って、動作のしくみを考えてみましょう。

(機械電気工学科 教授/星野 祐、助教/藤原 大佑

4.ふしぎな光の実験 & 作ってみよう 炭の電池

偏光板とセロファンテープを使ってステンドグラスを作ります。
そして、身近にある炭を使って電池を作り、ステンドグラスを光らせてみましょう!

機械電気工学科 准教授/小川 賢

 

特別講演会

特別講演「宇宙のダークサイド」

星がきれいな長野の夜空でさえ、大半は暗闇に包まれています。そこには一見何もなさそうなのですが、ロケットでひたすら進んでいくと、やがてよその惑星や地球外生命(!?)、ブラックホール、ガス雲、よその銀河に遭遇するかもしれません。さらに、気付かぬうちに、暗い光の粒や重力波と追いかけっこをしていたり、暗黒物質(ダークマター)、暗黒エネルギー(ダークエネルギー)といった謎なものに取り囲まれていたりするかもしれません。実は意外とにぎやかな宇宙の暗黒面(ダークサイド)を探検してみませんか?

講師紹介
宇宙論の研究をしており、宇宙誕生の様子やダークマター・ダークエネルギーの正体を、理論物理学の立場から追求しています。また、JAXAの主導する国際宇宙観測プロジェクト「LiteBIRD」の開発研究にも携わっています。

共通・マネジメント教育センター 准教授/白石 希典

 


過去のサイエンス夢合宿の様子は コチラ


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