理事長、学長挨拶

理事長挨拶

公立大学法人公立諏訪東京理科大学
理事長
唐澤 範行

 ものづくり産業拠点の諏訪圏に立地する本学は、急速に変わりつつある社会にあって、先端工学で世界をリードし経営をエンジニアリングする技術者を育む大学を目指しています。情報が高度化する時代は、都市や地方という場所を超えて世界とつながっています。わが国が持続的で健全な成長をするためには、地域の社会や産業のニーズを実感し、実力を持ってグローバルに活躍できる人材が求められています。

 本学の立地する諏訪の地は、蓼科から八ヶ岳に囲まれた素晴らしい自然環境と、諏訪湖と共に歴史と文化に根ざした地域社会があります。

 学生の皆さんには、この環境の中で是非自然を感じ社会を想い、新たな創造に繋がる学問の追求と工学と経営の力を養って、自ら将来を拓く社会人となることを期待いたします。

 本学は、産業イノベーションによる新たな価値創造に向けて、ものづくりのベースとなる先進的な機械電気分野、時代を革新していく情報応用分野、そして技術者として不可欠な経営マネジメント分野の教育研究を通して人材を育て、知の拠点として県及び地域振興貢献に全学をあげて取り組んでまいりたいと考えています。

 略歴

長野県出身
1974年 東京理科大学工学部卒業
1974年 朝日麦酒株式会社(現アサヒビール)入社
2002年 株式会社アサヒビールエンジニアリング 代表取締役社長
2010年 アサヒビール株式会社 常務取締役
2012年 アサヒフードアンドヘルスケア株式会社 代表取締役社長
2015年 アサヒグループ食品株式会社 代表取締役社長
2017年 アサヒグループ食品株式会社 退任

学長挨拶

公立諏訪東京理科大学
学長
河村 洋

 私たちの諏訪東京理科大学は、長野県知事や文部科学大臣のご認可を頂き、平成30年4月から公立諏訪東京理科大学としての新しい一歩を踏み出すこととなりました。ここに至るまでに多大なご尽力を頂いた自治体の関係者各位、つねに温かいご支援を下さった地域の皆さま、むずかしい問題をともに乗り越えてきた教職員各位、そしていつも前向きの希望を与えてくれた学生諸君に心からお礼を申し上げたいと思います。

 いま世界は、人工知能(AI)、IoT、ビッグデータなどの情報通信技術(ICT)の急速な進歩によって、大きく変わろうとしています。このようななかにあって、新しい公立諏訪東京理科大学は、我が国有数のものづくり産業の集積地である諏訪にある特長を生かした「機械電気工学科」と、これまでも本学が蓄えてきた情報通信技術のちからを発揮する「情報応用工学科」を立ち上げ、「ものづくりと情報通信技術の融合」を目指した教育と研究を推進します。公立化に向けて準備してきた方向が、いまの世の中の大きな流れに一致しました。

 また、開学以来の伝統である「工学と経営学の融合教育」を生かし、工学系の学生諸君にも技術をいかに企業や社会にどう役立てていくかのマネジメント力を身に付けてもらいます。さらに東京理科大学への特別編入学制度や共同研究などの姉妹校連携もしっかり継続して、135年の伝統を受け継ぎつつ、丁寧な教育と新しい科学技術への挑戦を進めてまいります。

 新しい公立諏訪東京理科大学は、これらの教育と研究を通して地域に貢献すると共に世界にも羽ばたく人材を育てるため、教員・職員そして学生諸君とも力を合わせて新たな一歩を踏み出して行きたいと思います。

 略歴

大阪府出身
1965年 東京大学工学部卒業
1970年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)
1970年 日本原子力研究所 研究員、研究室長
1988年 東京理科大学理工学部教授
2007年 東京理科大学図書館長
2008年 諏訪東京理科大学教授、工学・マネジメント研究科長
2008年~
2009年
日本伝熱学会会長
2008年 国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」における最初の科学実験を代表研究者として実施
2010年 諏訪東京理科大学学長