公立諏訪東京理科大学の国際交流活動を紹介します!
更新日: 2025年09月24日
2025年度前期、公立諏訪東京理科大学(SUS)では学生の国際的な学びと交流を深めるためのさまざまな活動を行いました。
学生同士の交流を促進し、学びの場を広げた主要な活動を紹介します。
English Village
10週間にわたり開催された毎週木曜日の「英語村」では、学生たちがリラックスした環境の中で英会話を楽しみました。カジュアルな会話をしたり、ゲームをしたり、英語を実践する場として賑わいました。今回は、1対1の英会話セッションが初めて導入され、これまで以上に個人の英語力を高めることができました。特別なハイライトは「World喫茶」でした。このイベントでは、フランス、レユニオン、ドイツ、アメリカ、イギリス、スリランカなどのさまざまな国々の文化や習慣について、留学生たちや国際交流スタッフと交流する機会が提供されました。参加者の皆さんにとっては、対面での対話を通じて、異なる文化や価値観を学ぶ貴重な体験ができました。
国内ミニホームステイ
今年の夏も国内ミニホームステイプログラムが行われ、アンダーソン家が営む富士見町のペンションで、学生たちは実践的に英語を学びながら、異文化交流の機会を得ました。2日間にわたって、BBQや屋外でのゲーム、屋内でのアクティビティを通じて、英語環境に浸ることができました。また、ドイツの協定校(THWS)からの留学生も参加し、国際的な交流が深まりました。
仮想現実(VR)PBLプロジェクト
フランスから13人、ドイツから1人の学生が参加したVRプロジェクトでは、情報応用工学科の山口武彦教授の指導のもと、VR技術を用いた専門的なプロジェクトが行われました。SUSの学生たちと留学生たちがチームを組み、VRアプリケーションの開発に取り組みました。1ヶ月半の研究の後、最終発表が行われ、各グループが開発したアプリケーションを実演しました。毎年このプロジェクトは、専門的な技術を学びながら、異なる文化を持つ学生たちが協力して問題解決に取り組む貴重な経験をさせるプログラムとなっています。
諏訪清陵高等学校・附属中学校からの訪問
諏訪清陵高校・附属中学から国際交流に興味のある生徒たちがSUSを訪れ、留学生と交流しました。生徒たちは、留学生たちに日常生活について質問したり、諏訪地域や日本の観光地についての情報を共有したりしました。また、VRグループによる高所恐怖症をVRで克服する研究についてのプレゼンテーションを聴き、その後、VRゴーグルを使って実際に体験することができました。
これらの活動は、教室を越えて国際的かつ学際的な学びの環境を促進するSUSの取り組みを象徴しています。言語実践、異文化交流、VRなどの革新的なプロジェクトを通じて、学生たちは互いから学び合い、より広い世界とつながる貴重な機会を得ています。