東京理科大学姉妹校である諏訪東京理科大学の公立化

1881年(明治14年)、東京大学を卒業したばかりの若い21名の理学士らにより「東京理科大学」の前身「東京物理学講習所」が創立されました。 2002年(平成14年)、東京理科大学の「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」という建学の精神と、実力主義の理念を継承して、公私協力方式で開学したのが「諏訪東京理科大学」です。行政の強みと東京理科大学の教育研究の強みを結合した「公立の理工系大学」として、一層教育と研究を発展させ地方に貢献してゆくために、2018年4月より公立大学に移行しました。

 

●創立136年、実力主義の伝統
「東京理科大学」

創立者たちの実力主義の教育方針と理学の普及という理念のもと、未知なるものに挑戦してきた東京理科大学。今日では7学部31学科を擁する我が国私学随一の理工系総合大学に発展しています。

●地域産業界で活躍する人材を育成
「公立諏訪東京理科大学」
※2018年4月「諏訪東京理科大学」から名称変更

今、急速に発展しつつある人工知能、IoT、ビッグデータなどをはじめとする情報通信技術。これらを取り入れて未来の社会を創造する、ミクロの世界から航空宇宙にまで広がる先進のものづくり技術。この2つに重きを置いた学科編成です。所属する学科・コースの科目を専門的に学ぶだけでなく、コース間の融合分野や他学科の専門科目を学べるカリキュラムに加え、開学以来の伝統である「工学と経営学の融合教育」も堅持し、マネジメントの素養を身に付けた技術者を育成します。このように互いの学びをクロスさせることで、より広い視野を養います。