工学部(平成26年度開設)
工学部では、地域産業の発展に寄与するため、基礎学力、専門技術力を徹底して修得させ、それをベースに思考力、判断力、表現力を養って主体性をもちつつ周囲と協働できる人材を育成し世の中に輩出していきます。

技術を身につけて創造する喜びを体験しよう!
地域の産業に直結する「モノづくり」技術者の育成に加え、すべての「もの」がインターネットを介して繋がるIoT時代にあって、膨大な情報の中からそれぞれの分野に有用なシステムやサービスを開発できる技術者の育成にも力を入れていきます。
ともに開拓者精神に燃え粘り強く挑戦し続けていきましょう。
松江 英明学部長
学部の特色
カリキュラムを再編。学部名も新たに、早期から専門性・実践力を養成します
機械・電気電子製品は、現代の生活に深く溶け込み無くてはならないものです。したがって、機械工学・電気電子工学に深く精通したエンジニアが社会で求められています。そんな地元産業や社会のニーズ、さらに高校生および本学学生の将来を見据え、よりそれぞれの専門分野を修得することに特化し、より実践力を身に付けられる学部を目指して、学科構成とカリキュラムを大幅に再編しました。また、すべての学科で3年次から研究室に配属できる仮配属制度をスタート。これにより早期から最先端の研究に携われ、より現場に近い実践力を養えます。この経験が就職活動時には強いアピールポイントになります。
コンピュータメディア工学科の開設と、学科連携が研究の可能性を広げます
機械工学・電気電子工学とともに、これからの産業・情報化社会に欠くことのできない情報工学を専門的に学べるコンピュータメディア工学科を新設。高度なディジタルメディアを発信できる人材の育成を目指します。さらに今回、コンピュータメディア分野に特化した学科を設立したことで、これまで以上に学科ごとの専門性を高め、学科間の研究連携を強化する
ことにつながりました。例えば「ロボット・制御」を専門に研究する機械工学科の学生が、コンピュータメディア工学科の「知能」分野の研究と連携しながら、新しいロボットづくりにチャレンジすることも可能です。教員のやりがいにもなり、学生たちの研究は無限に広がります。
「実験・プレゼンテーション」など、特徴ある授業で実践力を身につけます
3 学科共通して実践を重視したカリキュラムで専門性を高めていくことが特徴です。新カリキュラムでは、理論を学んでから、その延長として実験科目を設置。理解を深め、実際に技術の現場で役立てられる柔軟な応用力を磨いていきます。同時にプレゼンテーション能力の育成にも力を注ぎ、単なる「ものづくり」だけではない、人と人との対話を重視しながら経営がわかる技術者を育てていきます。