茅野市埴原田の上水道小水力発電設備を見学しました

更新日: 2025年11月19日

大学院の講義である「再生可能エネルギー特論」の一環として、茅野市米沢地区にある埴原田配水池の上水道小水力発電設備を見学しました。茅野市が埴原田配水池の貯水槽をリプレースするに伴い、配水池を4年前に新設しました。また昨年度、水力発電部分として要していた空き施設に荏原商事株式会社の小水力発電設備を採用されました。

今回の設備設置前は、埴原田配水池貯水槽の入り口で流入流量を20%に絞っていたため、事前に流入される流量・圧力(エネルギー)が多いことは分かっていたようです。発電機は定格12.5kWとされていましたが、15kW位まで出る時もあるそうで、停電時は5kWの自立運転により配水池の施設照明は使用でき、水道なので、北大塩中区配水池の貯水槽水位と埴原配水池の貯水槽水位の状況を見ながら、配水需要に応えながら制御運転していると説明を受けました。学生は本物の設備を見ることでより興味が湧き、熱心に質問をして理解を深めました。