「能登半島地震から学ぶ地域防災」が開催されました

更新日: 2025年10月03日

2025年8月27日、公立諏訪東京理科大学と一般社団法人日本応用地質学会の共催により、シンポジウム「能登半島地震から学ぶ地域防災~地域防災meets専門家~」が開催され、地域住民や行政関係者ら113名が参加しました。基調講演では、長野県建設部砂防課長の森田耕司様が長野県における土砂災害対策について紹介し、現状と課題を学ぶ貴重な機会となりました。続いて能登半島地震の被害に関する専門的な報告が行われ、地震被害と地質の関係や、地域の協力による防災の重要性など多角的な視点が示されました。また諏訪地域との共通点についても議論がなされました。

後半のワークショップでは諏訪市・茅野市などを対象に地形や災害リスクについて活発な議論が交わされました。講演とワークショップを組み合わせた形式は参加者から高く評価され、専門家と地域が連携する意義を改めて確認する場となりました。今後も継続的に開催し、地域の知見と専門知を結びつけた防災力向上を目指します。

icon 報告書

pdf 長野日報2025年8月28日付掲載(PDF:4MB) 提供:長野日報社