さくらサイエンスプログラムにより、インドネシアから8名の学生が本学で研修を行いました。

更新日: 2024年03月07日

国立研究開発法人科学技術振興機構の2023 年度国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)の支援を受けて、本学情報応用工学科石井教授が、インドネシアの3大学(ボゴール農科大学、リアウ大学、ランブンマンクラット大学)より農業学科で研究をしている学生と研究者に「気候変動に適したインドネシアアブラヤシ栽培最適化に資するゲノム育種及びスマート農業技術習得」をテーマとした研修プログラムを実施しました。
参加したインドネシアからの学生は、雪景色や日本の食事など異なる文化や環境を楽しみながらの研修となりました。28日には八ヶ岳農業実践大学校にて、ビニールハウスで栽培する甘いトマトの研究などを視察し、その後のウェルカムレセプションでは、インドネシア学生による民族舞踊を披露しました。
研修をサポートした石井研究室所属の学生からは、普段農業学科での研究をしている学生との交流は、コミュニケーションに難しさはあるものの、お互いに楽しみながら一緒に研究ができている様子がうかがえました。

お土産や買い物での学生たちの興味は、諏訪大社など伝統的文化から、アニメキャラクターなどサブカルチャーまでに及びました。夕食で回転寿司を食べたり、最終日の東京では、日本科学未来館、国立科学博物館の見学や、アメ横や秋葉原での買い物を楽しみ、皆でたい焼きを食べたり、ガチャ(カプセルトイ)に足が止まり、群がって一人ひとり挑戦するなど、若者らしくも微笑ましいアクションもありました。