英語村第9回目(2023年7月4日)

更新日: 2023年10月23日

 英語村から広がる国際交流の輪  

英語村はもはや開始時間の10:20から12:00のお昼まで、フランスの留学生と院生たちの貸し切り状態となりました。ますます新顔の参加者も増えています。

日本とフランスの日常生活の違いを会話ゲームを通して体感します。Katrinaさんの手にあるカードに記された英単語は、`dairy’。皆さん、この英単語をご存知ですか。`日常‘のという意味の`daily’と混同する人が多いのですが、`dairy’は、`乳製品’とか`酪農‘という意味です。`dairy products’といえば、一般的なミルクやバターやヨーグルトなど広い範囲の乳製品を指します。さあ、日米仏それぞれの`dairy’にはどんな共通点や相違点があるのでしょうか。フリー・ディスカッションで文化背景の比較を楽しみました。そういえばフランスでは卵は薄い段ボール素材のパッケージで売られていて日本のようなプラスティックのパッケージはみられないことを知っていましたか。

  時計の針が正午を指すと、留学生たちと院生たちはランチを楽しむために学生のカフェテリアへ颯爽と向かっていきます。英語村で活動を始めて以来、みんなが連れ立って学内を闊歩しているのをしょっちゅう見るようになりました。確実に国際交流の輪が英語村から広がっているのを感じて嬉しい限りです。

 

 MichaelさんとMaryさんのテーブルで英会話を楽しんでいるのは2年生と3年生の顔馴染みの学生さんたちです。彼らはほぼ次期常連参加者で、表情も物腰も気負いが全くありません。自然体でやり取りできる能力を身につけていることは確かです。コミュニケーション能力は言語化できる力だけではありません。口から出る言葉だけでなく非言語能力の効用は将来、外国人たちとともに学んだり仕事をしたりするときに大きな力を発揮するでしょう。

 

 

  

院生たち・留学生たちが去った後、Katrinaさんのテーブルに訪れたのは1年生です。新しい土地、新しい友達と大学生活に徐々に慣れていくのも努力が要りますね。環境の変化は想像以上に大変です。参加のきっかけは工学部の先生から勧められたからということでした。大学院に進学するにせよ就職するにせよ英語の重要性を説かれ、人生を大きく前に進んでいこうと決心した表れでした。気づいたらこの1年生は半分以上も黙々と足を運んで英語でのやり取りに励んでいました。工学部の先生に感謝!!です。是非もっと大勢の学生さんたちにも未来への翼を養うために勧めて欲しいと思います。

 

Katrinaさんから前期第9回目へのメッセージをいただきました。

EV #9

We were very surprised to realize that this was our 9th EV. We have a saying in English “Time flies when you’re having fun.” We definitely have had a lot of fun at the EV this year interacting with all of the many students who joined us. We hope that everyone will take the opportunity to join us next week for the last EV of this semester. We look forward to hearing what your plans are for summer vacation, as well as your best summer vacation memories.

 

Please do join us Tuesdays. Drop in any time from 10:20-13:20 (even ten minutes is OK!) – let’s have fun together!