年頭のご挨拶

更新日: 2022年01月01日

公立諏訪東京理科大学 学長 小越 澄雄

 

皆様、明けましておめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症が、「ワクチン接種や治療薬開発によりインフルエンザ並の脅威となり、ウイズコロナの時代が始まる」との予感がしています。まだ、オミクロン株の脅威が残っていますので安心はできませんが。それでも、ようやく普通の活動について語れる時が来たと思っています。
さて、昨年6月のある新聞の電子版に「5G×『エッジ』で加速する世界のスマート工場」と題した記事が掲載されました。DXの導入により生産性を高める「スマート○○」が本格的な普及期に入ったとの記事でした。本学では、かねてより、エッジAI(現場で使用する人工知能)の導入が日本や地域の発展に重要であると考え、授業あるいはe-learning公開講座等により、その普及に努めて参りました。加えて、本年5月に、ローカル5Gの基地局をキャンパス内に設置する計画です。このローカル5Gの設置によりIT関連の教育環境、研究環境を強化する予定です。さらに、この設備をオープンラボとして外部に開放し、5G技術を検証するテストベッド等の場として地元企業等にも使用していただく計画でいます。
これらにより、本学学生の最新技術習得が進むとともに、前述の記事にあるような「5G×『エッジ』で加速するスマート○○」に貢献したいと考えております。

どうぞ今年もよろしくお願い致します。