「AIコンテスト2020~河川の水位予測~」 最優秀賞チームが決定しました

更新日: 2020年11月10日

本学ではAI技術の発展向上を目的として、「AIコンテスト2020~河川の水位予測~」を実施しました。本コンテストでは、茅野市内を流れる「上川」の2時間後の水位を予測するプログラムを作成し、その正確さを競いました。

9月下旬から10月中旬までプログラムをもとに予測を実施した結果、下記のとおり、最優秀賞および入賞チームが決定しましたので、お知らせします。

なお、最優秀賞および入賞チームには賞状と副賞をお贈りします。

 

入賞者

[一般・大学生の部]

チーム数 チーム名 プログラム
最優秀賞 1チーム TEAM-K チームから公開が許可されたプログラムは後日公開をします。
入賞 3チーム 佐藤祐人(個人)
広瀬ゼミ3年
尾崎研究室

※入賞条件:コンテスト期間中の最大水位0.6mの予測精度が±15%以内

※本学学生及び外部の方も含めて9チームの応募がありました。なお高校生の部は応募がありませんでした。

 

最優秀賞チームコメント

最優秀賞チーム:TEAM-K

チーム代表者:久保田紘生(本学・工学部・情報応用工学科3年)

この度は、AIコンテストにおいて最優秀賞を頂くことができ、非常に嬉しく思っております。
水位の予測を行うに当たり、Pythonの深層学習ライブラリであるKerasを用いてLSTMネットワークを構築しました。周期性のあまりない河川の水位を予測することは非常に難しく、ノイズを与えてデータを拡張したり、ハイパーパラメータチューニングを行うなど工夫を凝らしました。
まだまだ実用するには精度に課題があります。天気APIによる降水予報を特徴量に加えたり、訓練データセットの期間を長くすることで、更に精度の向上を見込めると考えております。
このような機会を設けて頂き、ありがとうございました。

 

本学学長講評

AIコンテスト最優秀賞受賞者のTEAM-Kの上川水位予測は、コンテスト期間中の最大水位時の予測値が誤差約4%という大変素晴らしい値でした。この値は例えば2mの水位に対して±8cmで予測できるというもので、実用に十分耐えうる値だと思います。このプログラムは、GitHub(ソフトウェア開発のプラットフォームで各種プログラムを公開)で、後日公開予定とのことです。ぜひ、皆様、各地の河川の水位予測を実施し、水害による人的被害の低減に役立てていただければと思います。また、最優秀賞チーム(TEAM-K)に技術相談等をご希望の方は、取り次ぎをしますので、本学、産学連携センター(TEL:0266-73-1345またはsangaku@admin.sus.ac.jp)へご一報ください。なお、今回、惜しくも最優秀賞を逃がしたチーム、特に入賞チームの皆様の予測値は、ほぼ実用化レベルであったことを申し添えておきます。
最後になりましたが、このコンテストを影で支えてくれました工学部・機械電気工学科・渡辺毅先生および事務局をはじめ、ご協力いただきました皆様にお礼を申し上げます。

学長 小越 澄雄

 

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