音響分野と医療分野で学生が学会より学生奨励賞を授与

更新日: 2015年01月23日

電子情報通信学会・信越支部大会が信州大学・長野(工学)キャンパスで開催され、本学から参加した 本学4年生の名取完君[東海大付属甲府高校出身]と山口千佳さん[長野県豊科高校出身]の 優れた研究成果に学会より認められ学生奨励賞が授与したことを河村学長先生に報告しました。

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名取完君の学会発表の様子

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授賞式の様子

[著  者] 名取完(諏訪東京理科大学)、名取隆廣(東京理科大学)、田邉造(諏訪東京理科大学)、浅野伸行(ブラザー工業株式会社)、古川利博(東京理科大学)
[タイトル] ボーカル定位に依存しないステレオ型ボーカル抑圧手法を組み込んだ、TI社製TMS320C6748装置の実装評価
[論文内容] ボーカルが移動するコンサート映像(動画像+ボーカル+BGM) から、動画像と移動するボーカルの声を取り除き、BGMのみを抽出するステレオ型ボーカル抑圧手法を提案する。
またソフトウェアとハードウェアからなる組み込型雑音抑圧モジュールを独自開発している。
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山口千佳さんの学会発表の様子

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授賞式の様子

[学生奨励賞・医療分野]

[著  者] 山口千佳(諏訪東京理科大学)、長保龍(東京理科大学)、田邉造(諏訪東京理科大学)、古川顕(東京首都大学)、古川利博(東京理科大学)
[タイトル] 連続画像による小腸の動きを可視化するアプリケーションの開発
[論文内容] 田邉研造究室の特許技術である予測技術を用いて、小腸のMRI 動画像の腸の動き追跡できる アルゴリズムを提案している。また提案したアルゴリズムから得られた小腸の動きを、時間領域と周波数領域で解析した結果を 可視化するWindows アプリケーションを開発している。

また信越地区において、今年度もっとも活発な研究活動をした研究室に送られるベストプラクティス賞にコンピュータメディア工学科の田邉造研究室が受賞し、研究室を代表して野本佳織さん(長野県豊科高校出身)が授賞式に指名されました。

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授賞式の様子

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研究室を代表して抱負を語りました

さらに後日、河村学長先生に受賞の報告をし、 学生1人ひとりに河村学長先生から温かい言葉を頂きました。

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受賞の報告をする学生たち

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音響分野で学生奨励賞受賞を報告

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医療分野で学生奨励賞受賞を報告

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ベストプラクティス賞受賞の報告

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[関連ページ]
コンピュータメディア工学科   http://www.cs.suwa.tus.ac.jp/
学会発表の様子   http://www.cs.suwa.tus.ac.jp/info/info_gakka/20150120_2/
授賞式の様子   http://www.cs.suwa.tus.ac.jp/info/info_gakka/20150121_1/