国際会議に参加しました(AUBE ‘14)

更新日: 2014年11月03日

2014年10月14日~16日にドイツ・デュイスブルグで開催されました15th International Conference on Automatic Fire Detection(第15回国際火災感知器会議)に機械工学科の須川修身 教授が参加しました。この会議は、1961年に最初の会議が開催され、50年以上の続く会議です。1~6年毎に不定期に開催されていました。この会議は、名前の通り、火災感知器の研究・開発に関する発表が行われました。世界中の火災感知器のメーカー、火災に関する研究所、大学などが参加しています。発表件数は、100件ほど、事前登録の参加者が200名ほどでした。

 会議は、Catholik Academy ‘Die Wolfsburg’ というキリスト教関連施設で行われました。前回の開催場所のUniversity Duisburg-Essenとはトラムで一駅先にあり、高級住宅街の先にありました。当たり前のように、ベンツ、フォルクスワーゲン、フェラーリーなどの高級車が停まっていました。

 会議では、「Evaluation on Odor Intensity and Quality from Plastic and Wood Materials in Pre-combustion Condition」と題した発表を行いました。内容は、木材とプラスチック材料が酸化熱分解時に発生するニオイの変化で火災感知の可能性に関する研究結果を発表しました。セッションの始まる前に海外研究者とディスカッションでき、研究内容に興味をもって貰えたと思いました。

 学会参加後は、ドイツの地ビールとソーセージでお疲れ様会を行いました。今回参加した会議は、次回以降は3年毎に開催されることが決定し、次回はアメリカとの事です。

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学会会場の建物です

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発表の様子

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学会の開催を示すかんばん