【東京理科大との連携】 エネラボで透明トランジスタの共同研究を行いました

更新日: 2014年06月13日

昨年度から当学科の渡邊研と東京理科大学理工学部電気電子情報工学科杉山研との共同研究を進めています。ガラスのように「透明なトランジスタ」の作製を目的としています。この成果と渡邊研の「透明有機EL」、杉山研の「透明太陽電池」を組み合わせれば、透明なガラス窓に電子デバイスを搭載するなどスマートハウスで利用可能なスマートウインドウも夢ではありません。

※共同研究の成果は今年秋の応用物理学会で発表します。

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まずは、渡邊研の蒸着機で透明な半導体に電極を形成します。

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真空蒸着機の中の様子。赤く見えるのは高温になった金です。

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エネラボにある青木研究室の半導体パラメータアナライザでトランジスタの特性を測定します。

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杉山研の学生3人トリオが測定をしている様子です。良い結果が出たかな?

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実験の合間に毎年恒例の渡邊研と杉山研の合同ゼミを行いました。お互いに活発な質問があり大変有意義な共同研究を進めることができました。


【関連ページ】
電気電子工学科HP:http://www.es.suwa.tus.ac.jp/