韓 暁宏教授 Xiaohong Han

教員紹介

研究キーワード

グローバルビジネス、国際経営、グローバル経営戦略

研究内容

グローバル社会が進んでいく現今、企業は大手企業・中小企業を問わず、国際的なビジネス活動が盛んに行われています。国際ビジネスを展開している企業は“勝ち組”と“負け組”に分かれますが、“勝ち組”の企業はなぜ海外へのビジネスに成功し、“負け組”の企業はうまくいかなかったのでしょうか。私は中国をはじめとする東アジア・東南アジアへ進出する日本企業を対象に、その実態を調査し、成功・失敗した企業のそれぞれの特徴や共通点を抽出しながら分析し、日本企業の海外へのビジネスのあり方を研究しています。
また、海外ビジネスに出遅れていた日本の中小企業(地方企業)は、グローバルビジネスの経験・ノウハウなどに欠如している中で、如何に自らの強み(特徴)を活かして海外ビジネスを展開し、成功に向かうかについても研究しています。

研究から広がる未来

日本の少子高齢化社会の進展及び世界経済のグローバル化に伴い、日本の大手企業(多国籍企業)は勿論、中小企業も海外へのビジネスの展開が避けられません。異なる国・地域で如何にビジネスを展開・拡大、成功させるかは日本企業(特に中小企業)が直面している課題です。 今まで日本企業(製造業分野)の海外進出は、現地のブルーカラーの活用を中心として行われていましたが、それにマーケティングインを加えた新たなグローバルビジネスモデルがこれらの企業に求められるでしょう。 また、これから海外へ進出・拡大しようとする中小企業にとっては、既に海外の進出に先行して成功した企業の経験(又は失敗した教訓)が大いに参考になると思われます。今までの研究成果及び今後の研究動向が、日本企業の海外ビジネス展開・拡大に “ヒント”となるよう、常に心がけながら研究に取り組んでいます。

メッセージ

グローバル社会に生きている私たちは国・地域を問わず、“国際感覚”を持ちながら、人生を歩んでいかなければなりません。“国際感覚”を持つ“国際人”になれば、自分の人生が豊かになり、これからのダイバーシティ社会で活躍できます。企業は同様で、“グローバルな視点”でビジネスに取り組んでいただければ、グローバル社会の中で成長でき、ビジネスの成功裏に終わります。

リンク

共通・マネジメント教育センター

researchmap

SDGsの取り組み