ドイツとの交流の深化:ドイツのパートナー大学THWS訪問、両大学学長会談、最初の学生交換も開始
更新日: 2025年07月19日
2025年6月13日、本学(SUS)の濱田州博学長、国際交流センターのアマンダ・シュッツェ特任准教授、隣接する信州大学の梶原寛治教授が、SUSの協定校であるドイツ、ヴュルツブルク・シュヴァインフルト応用科学大学(THWS)を訪問しました。THWS学長のジャン・マイヤー教授、Computer Science Faculty(FIW)国際担当のペーター・ブラウン教授、及び FIW大学の国際交流事務担当者より歓迎を受けました。今年3月、THWSの代表団が本学を訪問し、その取り組みに関連して、両大学が協力を深めるための取り組みの一つとして実現しました。
午前中、学長との交流会では、お互いの国際的な活動の説明と今後の予定について具体的に話し合いました。交流の第一歩として、FIWの学生がすでに今学期から本学に留学生(インターン)として来ています。来学期には、本学の大学院生が初めてTHWSに短期留学する予定です。将来的には、THWSからSUSへの研修旅行も計画されました。資金次第ですが、早ければ2026年か2027年ごろの実現を目指しています。
午後は、人工知能センター(CAIRO)では、パスカル・マイスナー教授により、ロボット工学分野における現在の研究プロジェクトの紹介がありました。
そういった学術的な議論に加え、キャンパスツアー、ヴュルツブルク城の見学などを通じて文化に触れる機会もありました。
その他、ドイツとの関係をさらに深めるためにライプツィヒ市のHTWK(ライプツィッヒ応用科学大学)を訪問し、交流の可能性について話し合い、前向きな意見交換がありました。
また、本学の海外インターンシップ・プログラムの新たな選択肢として、ベルリンの小企業とプログラム条件の詳細を協議・決定し、今年8月にプログラムに新たに加わることとなりました。
今回の訪問は、教育、研究、学生交流の分野でドイツの大学との協力関係が深まる、有意義なものとなりました。