本学教員がJICA主催スタディツアーでウガンダを訪問 ―「Made in Africa」の蓄電池開発に向けた現地調査を実施―
更新日: 2025年12月26日
本学 工学部・機械電気工学科の小川賢准教授が、2025年12月6日(土)から15日(月)にかけて、JICA(国際協力機構)主催のスタディツアーの一環として、アフリカのウガンダ共和国を訪問しました。
本スタディツアーは、8月3日に開催された大阪・関西万博におけるビジネスコンテストにおいて、小川准教授と大手製造業で新規事業開拓に関わってきた西嶋氏がスタートアップ企業設立を目指した「ライトアップアフリカ」チームを結成し、「Made in Africaの蓄電池を開発し、現地に光を灯す」というアイデア提案が入選したことを受けて実施されたものです。
現地では、難民居住区を含む地域を訪問し、提案しているビジネスモデルの実現可能性や、現地での協業が期待される企業・団体の有無について調査を行いました。その結果、難民居住区周辺で調達可能な原料に関する有益な情報を得るとともに、ウガンダを代表する大学であるマケレレ大学との連携関係を構築することができました。
今後は、ビジネスの中核となる蓄電池の試作に着手し、試作品完成後にはアフリカにおける実証実験の実施を計画しています。これらの取り組みを通じて、社会課題の解決と持続可能なエネルギー供給の実現を目指すとともに、早期のベンチャービジネスとしての展開を図っていきます。


